103万円の壁?106万円の壁?知らないと損する“扶養の壁”をわかりやすく解説!

金融リテラシー

知らないと損!103万円の壁&106万円の壁とは?

パートやアルバイトで「扶養の範囲内で働きたい!」と思っている方、多いですよね?でも、「103万円の壁」「106万円の壁」とか、いろんな壁があって、どこまで働けばいいのか分かりづらい…💦

この記事では、「税金」「社会保険」「会社員の副業」について、できるだけわかりやすく解説していきます!

まずは「扶養」ってなに?

「扶養」とは、家族の生活を支える仕組みのこと。パート・アルバイトの方に関係するのは、主に以下の2つの「扶養」です👇

  1. 税制上の扶養(税金の話:103万円の壁)
  2. 社会保険上の扶養(健康保険や年金の話:106万円の壁)

これを超えちゃうと、「税金を払うことになる」「社会保険料を自分で払うことになる」という影響が出てきます。では、それぞれ詳しく見ていきましょう!

103万円の壁(税金の話)

「103万円の壁」は 「税制上の扶養の壁」 です。簡単にいうと…

年収が103万円以下なら、所得税がかからな
い!
夫(または親)の扶養に入れるので、配偶者
控除が受けられる!

でも、103万円を超えると所得税がかかる ようになります(実際に引かれるのは 年間で数千円 くらい)。ただし、配偶者控除がなくなっても「配偶者特別控除」があるので、いきなり大きく損するわけではありません。

💡ポイント:
・103万円までは税金ゼロ!
・超えてもいきなり大損するわけではない(配偶者特別控除がある)

106万円の壁(社会保険の話)

次に「106万円の壁」です。これは 「社会保険の扶養の壁」 です。簡単にいうと…

年収が106万円を超えると、社会保険(健康保険&年金)に加入する可能性がある!
加入すると、毎月の給料から保険料が引かれる!(手取りが減る)

でも、106万円を超えたら必ず保険料を払うの?

実は、すべての人が対象ではありません! 106万円を超えて社会保険に入るのは、以下の 5つの条件 をすべて満たす場合です👇

① 週の勤務時間が20時間以上
② 1カ月の給与が8.8万円以上(年収106万円以上)
③ 勤務先の従業員が101人以上(※2024年10月からは51人以上に変更)
④ 1年以上の勤務予定がある
⑤ 学生ではない

この5つをすべて満たすと、会社の社会保険に加入しないといけなくなります。加入すると、毎月 1万〜2万円 くらいの保険料を払うことになるので、手取りが減ることに…💸

💡ポイント:
・106万円を超えても、5つの条件を満たさなければセーフ!
・社会保険に加入すると手取りは減るが、厚生年金がつくメリットもある!

会社員の副業には影響ある?

「副業でちょっと稼ぎたい!」という会社員の方も、この壁が気になりますよね?

103万円の壁 → 会社員には関係なし!(副      
  業でも税金はかかる)
106万円の壁 → 会社員はそもそも社会保険
に入っているので関係なし!

ただし、副業で 年間20万円以上の所得 があると、確定申告が必要になります。副業がバレたくない人は、この点も注意しましょう!

結局、いくらまで働けばいいの?(損しない働き方)

税金を払いたくないなら → 103万円以下に
抑える!
社会保険に入りたくないなら → 106万円以
下(5つの条件を確認!)
思い切って働くなら → 130万円以上(税
金・保険料を払っても手取りを増やす)

「ちょっとだけ稼ぎたい」のか、「しっかり稼ぎたい」のかでベストな働き方が変わります。

まとめ

🔹 103万円の壁 → 税金の話(所得税がかか
る)
🔹 106万円の壁 → 社会保険の話(保険料を払
う可能性あり)
🔹 会社員の副業には基本的に関係なし!
🔹 扶養を気にするなら103万円 or 106万円以
下で働く!

扶養の壁をうまく活用して、無理なく働きましょう!✨

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