加湿器はこうやって選ぶ!加湿器選びで失敗しない方法はこれ!【2025年版】
こんにちは🐢家電業界歴10年のカメダスです

冬になると、気づけば部屋の湿度が30%台に…
そのせいで、
「朝起きたら喉がカラカラ」
「子供が乾燥で咳き込みやすい」
「肌がガサガサする」
こんな悩み抱えていませんか?
特に、子育て家庭や共働き家庭では、家の乾燥がそのまま体調管理の難しさに直結するんです!
そのため、いざ加湿器を購入しようとしても、
- スチーム?高音波?どれがいいのかわからない
- 部屋の広さに対してどれくらいの加湿能力が必要?
- 加湿しすぎると結露したりカビが増えたりするんじゃない?
- 赤ちゃんがいても安全な加湿器ってどれ?
- 一家に何台必要?寝室やリビングで使い分けたほうがいい?
こんな疑問が次々と湧いてきて、なかなか決めきれないのが本音かと思います

実際ね、加湿器選びは家電の中でも失敗する確率が高いジャンルなんだよ!
「買ってみたら全然加湿されない」「手入れが面倒すぎて使わなくなる」というケースが本当に多いんです…
でも大丈夫!!!
この記事を読めば、あなたの家庭に最適な加湿器が必ず選べるよう、以下について徹底的にわかりやすく解説します!
- 加湿器の種類とメリット・デメリット
- 部屋の広さに対して必要な加湿能力
- 家族構成別・部屋別の選び方
- 結露やカビを防ぐ正しい使い方
- 健康面・安全性の注意点
- ライフスタイル別のおすすめ加湿器
読み終わる頃には。「どの加湿器を買えば正解か」が自然とわかるようになっていますよ!


じゃあ、加湿器選びで絶対に外せないポイントから見ていこう!
加湿器の特徴と種類
加湿器には主に以下の4種類があります
1️⃣スチーム式(加熱式)

水を加熱して蒸気を出す方式
- メリット:加湿力が強い、雑菌が繁殖しにくい、冬でも部屋が暖まりやすい
- デメリット:電気代が高め、吹出口が熱くなる(子供に注意)
→子育て家庭には安全ガード付きならアリ
2️⃣気化式

フィルターに風を当てて自然に加湿する方式
- メリット:電気代が安い、結露しにくい
- デメリット:加湿力が弱い、フィルター掃除は必須
→広い部屋でも使いやすいが、乾燥の強い家庭では物足りないことも
3️⃣ハイブリッド式(温風気化式)

気化式+温風で加湿力を高めたタイプ
- メリット:バランスが良い、電気代はスチームより安い
- デメリット:本体価格が高め、フィルター管理が必要
→総合力最強。迷ったらこれ!
4️⃣超音波式

超音波で水を霧状にして出すタイプ
- メリット:静音、小型で安い、デザイン性が高い
- デメリット:水の雑菌をそのまま飛ばす可能性、こまめな手入れ必須
→赤ちゃんがいる家庭には非推奨(衛生面で)

私個人的には…ハイブリッド式かな
方式別比較表
| 加湿方式 | 加湿力 | 電気代 | 衛生面 | 静音性 | メンテ頻度 | 向いている家庭 |
| スチーム式 | ◎ | ▲ | ◎ (煮沸) | ◯ | 低 | 乳幼児家庭・寝室 |
| 気化式 | ▲ | ◎ | ◯ | ◎ | 中 | リビング・長時間運転 |
| ハイブリッド式 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 中 | リビング全般 |
| 超音波式 | ◯ | ◎ | ✕ 雑菌リスク | ◎ | 高 | 見た目重視 短時間利用 |
どれくらいの加湿能力が必要?
加湿器には「適用床面積(◯畳)」が必ず書かれています

でもね、これは鉄筋住宅か木造住宅かによって大きく変わってくるんだよ!
- 木造:鉄筋住宅の約半分の加湿能力が必要
木造10畳→鉄筋20畳と同等の湿度条件 - 60〜70%まで上げたい場合は、記載の1.2倍を見ておくと確実
- 「リビング18畳」でも、実質はキッチン・廊下込みで24畳みたいなケースが多い
- 「適用畳数ギリギリ」の加湿器は湿度が上がらない

少し余裕を持った適用畳数を選ぶのがベストだね!
何畳ならどの加湿器?
「何畳の部屋にどんな加湿器が合うのか?」は、加湿器選びで最も失敗が多いポイントです
なぜなら、適用畳数は”壁で仕切られた理想的な空間”での数値だから
実際の家庭では、
- ドアの開け閉め
- キッチンや廊下とつながった空間
- 吹き抜け
- 家族の出入りによる湿度変化
などがあり、メーカー表記どおりに湿度が上がることはほぼありません
なので、下記に部屋の広さ別になぜその加湿器がが合うのかを理由とセットで解説していきますね
〜6畳(寝室・書斎)
▼おすすめ
- スチーム式小型
- ハイブリッド式小型
▼理由
6畳前後の狭い部屋は、機密性が高いことが多く、
「加湿器のパワーが強すぎると一気に過加湿になる」というデメリットがあります
なので、
- 加湿量が安定している
- 湿度上昇が“急すぎない”
- 小型タンクで管理もしやすい
こうした条件を満たす小型スチーム式 or 小型ハイブリッド式が最適なんです
また、寝室は「音」が特に気になるので、
ハイブリッド式の静音運転があると快適に使えます

静音重視でシンプルな構造がおすすめだね!
8〜12畳(子供部屋・ワンルーム)
▼おすすめ
- ハイブリッド式
- 気化式(加湿強めのモデル)
▼理由
8〜12畳になると、寝室より空間が広くなり、気化式だけでは加湿が追いつかないケースが増えます
特に”冬の乾燥が激しい地域”や”気密性が低い部屋”では、
- 気化式 → 湿度40%まで上がらない
- 超音波式 → 加湿量不足 or 衛生面が不安
という問題が出やすいため、
加湿力と節電性能のバランスが良いハイブリッド式が最も安定
するんです
また、子供部屋は寝る時間が長い分、
”過加湿を避けながら静かにしっかり加湿できる”のが重要!

だから、自動湿度調整のあるモデルが安心なんだね!
14〜20畳(LDK)
▼おすすめ
大型ハイブリッド式
▼理由
リビングは、家庭の中で最も湿度が上がりにくい場所なんです
その理由として…
- 人の出入りが多い
- キッチンや廊下とつながっている
- 気密性が寝室より低いことが多い
- 空気の対流が大きく湿気が逃げやすい
こうした環境では、小型加湿器を置いても「まったく湿度が上がらない」という状態になりがち
そのため、
大容量タンク×高加湿量×自動制御
を備えた”大型ハイブリッド式”が最適です!

特に、家族が集まる時間帯の湿度低下がキツくなるから、
常に50〜55%をキープできるモデルが快適さを大きく左右するよ!
20畳以上(吹き抜け・広めのLDK)
▼おすすめ
ハイブリッド式×2台運用
▼理由
吹き抜けや20畳以上の空間は、単体の加湿器では物理的に湿度は上がりません
理由はシンプルで
- 湿気が上へ逃げる
- 空気の量が多すぎる
- ドアや階段から湿度が抜けやすい
などの条件が揃っているためです
メーカー表記で「20畳対応」とあっても、
吹き抜けでは実質12〜14畳レベルの加湿力と考えるのが現実的です
そのため、
- LDKの中心に1台
- 階段側 or キッチン寄りに1台
と配置すると、湿度が均一になりやすく、
結露リスクを抑えながら、必要な湿度50%前後を維持できるようになります

加湿器は何畳用を選べばいいのかについては、下記の記事で詳しく解説しているから参考にしてねっ!

加湿し過ぎで結露は出ない?

結露というのは、”加湿器が悪い”のではなく、
加湿量>換気・断熱性能
となったときに起こります
- 湿度は 40〜60%が最適
- 就寝時のみ60%超えやすいので注意
- 窓際に向けて加湿しない
- 日中はこまめに換気

温度センサー連動モデルの加湿器なら
自動で湿度を調整してくれるから過加湿は起きにくいよ!
家族構成や部屋別の選び方
加湿器選びで意外と見落とされがちなのが、家族構成や部屋の使い方を考慮することです
部屋の広さだけで選ぶと失敗することが多く、
「寝室は湿度が上がりすぎて結露するのに、リビングは全然湿度が上がらない」
という現象が起きやすくなります
家族の状況に合わせた加湿器を選ぶために、下記で部屋別・家族構成別の最適な選び方を理由付きで詳しく説明していきます!
一人暮らし(ワンルーム・1K)
▼おすすめ
ハイブリッド式 or 気化式(中型)
▼理由
一人暮らしの部屋はワンルームが多く、寝る・くつろぐ・作業する空間が同じため、
音がうるさいモデルは避けたいですよね
また、料理や入浴時の湿度変化が大きく、
過加湿になる危険もあるため、自動湿度調整機能が必須!
中型のハイブリッド式なら、
- 加湿力が不足しにくい
- 電気代を抑えられる
- 音も比較的静か
とバランスが良く、ワンルーム向きですよ
夫婦2人(寝室+リビングで生活する方)
▼おすすめ
寝室:小型スチーム式
リビング:ハイブリッド式(中〜大型)
▼理由
夫婦2人の場合、寝室で過ごす時間が長く、寝室の”乾燥対策”がとても重要になってきます!
寝室は機密性が高く、湿度が上がりやすいので
小型スチーム式で十分効果が出る
のがポイント
一方、リビングは朝・夜の利用時間が多く、乾燥しやすい上に暖房で湿度がさらに奪われるため、中〜大のハイブリッド式が最も安定しています
3〜4人の子育て家庭(LDK中心の生活)
▼おすすめ
- リビング:大型ハイブリッド式(必須!)
- 寝室・子供部屋:小型〜中型気化式 or ハイブリッド式
▼理由
子育て家庭は加湿器が必要な理由が明確です
- 子どもが風邪をひきやすい
- 長時間リビングで過ごす
- 空気が乾燥するとウイルスが活性化
- 暖房を強めに使いがちで湿度が下がる
- 洗濯物が部屋干しになることも多い
そのため、最も湿度が下がるリビングを最優先で加湿する必要があります
ただしリビング単体では湿度が上がりきらないため、家族が寝る寝室や子供部屋にも”サブ加湿器”があると快適
- 子ども部屋 → 静音性重視(気化式)
- 寝室 → 過加湿しにくい小型モデル
と用途に合わせて分けるのが成功のコツです!
在宅ワーク過程(書斎・仕事部屋がある)
▼おすすめ
小〜中型気化式 or ハイブリッド式(静音モデル)
▼理由
仕事中は
- パソコンの熱
- 暖房の風
- 密閉空間での空調
により、湿度が一気に下がります
さらに、
乾燥すると喉の調子が悪くなり、集中力が落ちるため、
仕事部屋の加湿は生産性にも直結するんです
仕事部屋は一日の中で長時間過ごすため、
静音性・電気代・自動運転のバランスが良い
気化式 or ハイブリッド式が最適ですよ!
健康・安全面はどう考える?
加湿器は「湿度を上げるための家電」というだけではありません
使い方を間違えると健康被害につながることがあるため、安全性についてしっかり理解しておかなければなりません!
ここでは、加湿器を選ぶうえで重要な健康・安全性の視点を、理由付きでわかりやすく解説していきますね!
加湿しすぎによる”カビ・ダニ”のリスク
湿度は高ければ良いわけではありません
湿度60%を超えると、カビやダニが急激に繁殖します
- カビ → アレルギー、喘息の原因に
- ダニ → アトピー悪化、子どもの鼻炎の原因に
- 壁や窓の結露 → カビの温床に
特に寝室は密閉されており、
大きめの加湿器を置くと一気に湿度70%以上になることもあります

自動湿度調整機能(湿度センサー)は必須だね
”加湿器病”のリスク(超音波式で特に注意)
加湿器には「加湿器病(加湿器肺炎)」という健康リスクがあります
これは、
タンク内の雑菌やカビが空気中にばらまかれ、肺に炎症を起こす症状
▼特に超音波式がリスクと言われる理由
- 超音波式は水を加熱しない
- タンク内の雑菌が“そのまま霧として”飛ぶ
- 手入れを怠ると雑菌・カビが爆発的に増える
もちろん、超音波式をつかっていいけないわけではなく、
毎日タンクの水を入れ替えて掃除する人向けの機種です
忙しい子育て家庭では、
清潔を保ちやすいハイブリッド式 or 気化式が安全です
赤ちゃんや子供への安全性(やけど・空気の質)
子育て家庭なら特に気をつけたいポイント
- 触ると“やけどの危険性”
- 子どもが手を伸ばしやすい高さに置かない工夫が必要
スチーム式は清潔で加湿性能が高い反面、
子供の手が届かない場所に置けない家庭は要注意
- フィルターが汚れたまま使うと、有害物質を放出
- 特に寝室・子ども部屋では健康に直結

フィルターレスのスチーム式か、掃除が簡単なハイブリッド式が向いているね!
子供部屋向けの加湿器について詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください👇️

ペットがいる家の注意点
ペットにも加湿器の影響はあります
- 熱い蒸気 → やけど
- 超音波式のホワイトダスト → 気管の負担
- 加湿しすぎ → 臭いが強くなりやすい
特に猫や犬は床に近い位置で生活するため、湿度が高いと空気がよどみやすく、
呼吸器に負担が掛かる可能性があります

ペットがいる場合は気化式 or ハイブリッド式で自動運転必須だね!
アレルギー体質の家族がいる場合
アレルギー体質の人は、”乾燥がダメだからとにかく加湿すればいい”が逆効果なんです!
湿度が上がりすぎて
- カビ
- ダニ
- ホコリの巻き上がり
が増えると、症状が悪化します
特に布団がある寝室は湿気がこもりやすいため、
湿度50%をキープできる機種
がベストです!

加湿のしすぎを防ぐため、AI自動運転機能がある加湿器を選ぶのがおすすめだよ!
水質による“ホワイトダスト”問題(超音波式で多発)
水の中に含まれるカルシウムなどの成分が白い粉となり、家具や床に付着する現象のことを「ホワイトダスト」と言います
特に
- 超音波式
- 安価なノーブランド加湿器
で起こりやすい現象です

ホワイトダストは
吸い込むと喉や肺に負担がかかる可能性があるんだよ
対策は
- 気化式・スチーム式を選ぶ
- ハイブリッド式にする
- 超音波式でも“水道水以外(純水)”を使用
忙しい家庭・子供がいる家庭は、
ホワイトダストが出にくい方式を選ぶほうが安全です
こまめな掃除ができない家庭は何を選ぶべき?
▼結論
ハイブリッド式 or スチーム式一択
- スチーム式 → 雑菌を熱で殺菌できる
- ハイブリッド式 → フィルター管理が楽、自動運転が優秀
- 気化式 → 清潔だけど掃除頻度がやや必要
- 超音波式 → 毎日の掃除必須で忙しい家庭には不向き
子育て家庭や共働き家庭は
”清潔を保ちやすい”かどうかが最重要ポイント
なんです!
ライフスタイル別おすすめタイプ
→ハイブリッド式×自動湿度調整
→気化式
→スチーム式
→気化式 or スチーム式(シンプル構造)
まとめ
加湿器選びで大事なのは、
- 家族構成(子ども・赤ちゃん)
- 部屋の広さ(実質◯畳か)
- 生活スタイル(手入れの頻度)
- 加湿方式の特徴(メリット・デメリット)
この4つをしっかり把握しておくこと
特に
「安さ」や「デザイン」だけで選んだ場合に後悔する人が圧倒的に多いです
この記事を参考に、あなたの家庭にぴったりの加湿器を選んでくださいね!

最後まで読んでくれてありがとう!
加湿器についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてねっ!







