格安SIMを検討していると、必ず目に入る「楽天モバイル」。

料金が安いって聞くけど、通信は大丈夫?
楽天ポイントも貯まるらしいけど、実際オトクなの?
と、気になっている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、楽天モバイルのメリット・デメリットをわかりやすく解説!
さらに、日本通信SIM・mineo・IIJmio・UQモバイルなど他社との比較もご紹介します。
あなたにピッタリの格安SIM選びの参考になればうれしいです!
こちらを要チェックや!
楽天モバイルとは?
格安SIMを探していると、よく目にする「楽天モバイル」。
でも、
そもそも楽天モバイルってどんな会社?
普通の格安SIMと何が違うの?
と疑問に思っている人も多いはず。
ここでは、楽天モバイルの基本情報と、主力プラン「Rakuten UN-LIMIT」についてわかりやすく紹介していきます!
サービス概要
運営会社
楽天モバイルは、その名のとおり「楽天グループ株式会社」の一員です。 日本最大級のインターネット企業グループが運営しているため、ポイントサービスやオンライン手続きの利便性が強みになっています。
提供エリア
楽天モバイルは、自社回線(楽天回線)を全国に広げています。 とはいえ、まだ一部地域ではKDDI(au)の回線を借りる「パートナー回線エリア」も活用しています。 都市部はかなり広範囲にカバーされていますが、郊外や山間部ではまだエリア確認が必要です!
キャリア
楽天モバイルは、単なる格安SIM(MVNO)ではなく、自社で通信設備を持つ「第4のキャリア(MNO)」です。 ドコモ、au、ソフトバンクに続く存在として、正式にキャリア事業に参入しています。 そのため、回線速度やサービス内容も一般的な格安SIMとは少し違う特徴を持っています。
Rakuten UN-LIMITプラン
特徴
楽天モバイルの目玉は、シンプルでわかりやすい「Rakuten UN-LIMIT」プランです!
Rakuten UN-LIMITプランは、
・月額料金は使ったデータ量に応じて段階的に変わる仕組み(最大でも税込3,278円)
・楽天回線エリアならデータ使い放題
・Rakuten Linkアプリを使えば国内通話無料
・eSIM対応で即日開通も可能
など、コスパ重視派にはうれしいポイントが満載です。
歴史的背景
楽天モバイルは、もともとMVNO(ドコモやau回線を借りる格安SIM)としてスタートしました。
しかし、2019年に自前の回線を持つMNO(キャリア)として本格参入!
その後、「Rakuten UN-LIMIT」を軸に、わかりやすい料金体系と大胆なキャンペーンで一気に知名度を広げました。
通信エリアの拡大や、料金改定(段階制プランの導入)など、常にユーザー目線で進化を続けています。
楽天モバイルのメリット
月額料金が安い
楽天モバイルの最大の魅力は、やっぱり料金の安さ!
月額料金は、データ使用量に応じた段階制になっていて、
・3GBまでは税込1,078円
・20GBまでは税込2,178円/p>
どれだけ使っても最大3,278円
というわかりやすいシステム。
使わなかった月はしっかり安く、たっぷり使った月も上限があるので安心です!
楽天ポイントが貯まる・使える
楽天モバイルを使うと、月々の支払いで楽天ポイントが自動的に貯まります。
さらに、貯まったポイントは携帯料金の支払いに使うこともできるので、実質負担をさらに減らせるのが嬉しいところ!
「楽天市場」など、楽天グループのサービスをよく使う人なら、ポイントの二重取り・三重取りもできるので、家計的にもかなりおトクになりますよ。
eSIM対応
楽天モバイルはeSIMにも対応しています。
eSIMとは、スマホの中にデジタルで入れるSIMカードのこと。
物理SIMカードの郵送を待たずに、申し込んだその日に即日開通できるのが大きなメリットです!
また、スマホに物理SIM+eSIMの2回線を入れて、楽天モバイルをサブ回線にする、なんて使い方もできちゃいます。
国内通話が無料になるアプリ
楽天モバイルユーザーなら、専用アプリ「Rakuten Link」を使うことで、国内通話が無料になります!
スマホの標準電話アプリではなく、Rakuten Linkを通して電話をかけるだけでOK。
通話時間を気にせず、ガンガン電話できるのは他の格安SIMにはない大きな強みです。
楽天モバイルのデメリット
もちろん、楽天モバイルにもデメリットはあります。
楽天モバイルのデメリットは下記のとおりです。
・通信品質にばらつきがある
・通信品質にクセがある
・サポートがオンラインが中心
・端末購入時の選択肢が少ない
各項目について詳しく解説していきますね。
通信品質にばらつきがある
楽天モバイルの通信エリアは急速に広がってきましたが、やっぱり通信品質には地域差があります。
都市部では快適に使えることが多いものの、郊外や建物の中では「電波が弱い…」と感じることも。
また、楽天回線エリア外ではau回線(パートナー回線)に切り替わりますが、その際に速度が制限されることもあるので注意が必要です。
通信品質にクセがある
Rakuten Linkアプリを使えば通話無料になるのは嬉しい反面、
通話開始時に若干のラグがある
音声が普通の電話より少しこもることがある
など、通話品質にクセがあると感じる人もいます。
特に、仕事などで「クリアな通話が絶対必要!」という人は、少し注意した方がいいかもしれません。
サポートがオンライン中心
楽天モバイルのサポート体制は、基本的にチャットやオンラインサポートがメインです。
もちろん一部の楽天モバイルショップでも対応していますが、ドコモやauのように全国に支店があるわけではないので、
「対面でサポートを受けたい」「すぐに相談したい」という人には少し不便に感じるかも。
端末購入時の選択肢が少ない
楽天モバイルでは、スマホ端末も一緒に購入できますが、取り扱い機種のラインナップが限られているのもデメリットのひとつ。
特に、最新モデルやハイエンド機種を希望している人は、選択肢がやや狭いと感じるかもしれません。
もちろん、SIMフリー端末を別途購入して持ち込むことも可能なので、ここは工夫次第ですね!
他社との比較
楽天モバイルって安いし便利そうだけど、やっぱり気になるのは、

他の格安SIMと比べてどうなの?
ってことですよね。
ここでは、日本通信SIM・LINEMO・mineo・IIJmio・povo・UQモバイルとざっくり比較してみました!
あなたにぴったりのプラン選びの参考にしてみてくださいね。
月額料金(3GB、20GBなどで比較)
サービス | 3GB目安 | 20GB目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 980円(3GBまで) | 1,980円(20GBまで) | 使った分だけ支払い、段階制が特徴 |
日本通信SIM | 290円(1GB) | 1,390円(20GB) | コスパ重視、音声通話込みプラン |
LINEMO | 990円(3GB) | 2,970円(30GB) | LINEギガフリーあり |
mineo | 1,518円(5GB) | 2,178円(20GB) | パケットシェアや低速使い放題あり |
IIJmio | 950円(5GB) | 1,400円(20GB) | 通信安定、オプションが豊富 |
povo | 基本0円(使った分だけ購入) | 2,700円(20GBトッピング) | 自由度が高いトッピング制 |
UQモバイル | 2,365円(4GB) | 3,465円(15GB) | 通信速度が安定、高速・節約モードあり |
楽天モバイルは「段階制」で小容量ユーザーに特に強いですが、LINEMOやpovoはシンプルな大容量向きです!
通信速度・エリア
・楽天モバイル:都市部は快適、地方や山間部はパートナー回線頼みな場合あり
・日本通信SIM・IIJmio・mineo:ドコモ回線メインで安定、ただし混雑時間帯にやや遅くなることも
・LINEMO・povo・UQモバイル:ソフトバンク/au本家品質なので通信は非常に安定して速い傾向
とにかく通信の安定を重視するならUQモバイル・LINEMOも要チェック!
通話オプション
・楽天モバイル:Rakuten Linkアプリ経由で国内通話無料
・日本通信SIM:70分通話込み(超過後は通話料あり)
・LINEMO:有料オプション(5分かけ放題550円/月、完全かけ放題1,650円/月)
・mineo・IIJmio・povo・UQモバイル:各社オプション有り(5分/10分/無制限などプランあり)
通話重視なら、楽天モバイルの「国内通話無料」はやっぱり魅力大!
キャンペーン・初期費用
・楽天モバイル:初期費用0円、端末割引+ポイント還元キャンペーン豊富
・日本通信SIM:端末セットキャンペーンはほぼなし
・LINEMO:PayPayポイント還元キャンペーンがアツい
・mineo・IIJmio:端末割引や初期費用割引キャンペーンを随時実施
・povo:基本0円スタートなので初期費用の負担なし
・UQモバイル:SIMのみ契約でもau PAY還元あり
楽天モバイルは端末セット+ポイント還元のWチャンスがあるので、機種変更も一緒に考えている人におすすめ!
楽天モバイルはこんな人におすすめ!
楽天モバイルは、使い方やライフスタイルによってピタッとはまる人と、ちょっと合わないかも?という人が分かれやすいです。
ここでは、楽天モバイルが特におすすめできるタイプをまとめてみました!
・楽天経済圏で生活している人
・通話をよく使う人
・データ通信はほどほどでOKな人
・サブ回線や2台持ちを考えている人
それぞれ詳しく解説していきますね。
楽天経済圏で生活している人
楽天モバイルを使うと、楽天ポイントがどんどん貯まる&使えるので、楽天市場や楽天カードを活用している人には超おトク!
普段のお買い物もスマホ料金も、ポイントで実質値引きできちゃうのは大きな魅力です。
通話をよく使う人
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話が基本無料!
電話をよくかける人、仕事でもプライベートでも通話が多い人には、料金を気にせず使えるのが心強いです。
「LINE通話より普通の電話が多い」という人には特におすすめ!
データ通信はほどほどでOKな人
楽天モバイルは、段階制料金なのでデータをたくさん使わない月は自動的に安くなります。
Wi-Fi環境がメインでスマホはサブ的に使う人や、月3GB以内に収まる人にはかなりコスパがいいです!
サブ回線や2台持ちを考えている人
「通信障害に備えてサブ回線を持ちたい」という人にも、楽天モバイルはおすすめ。
月1GB未満ならなんと基本料金0円(※条件あり)で維持できるので、コスパ最強のサブ回線になります。
eSIM対応端末なら、今使っているスマホに2回線目として追加するのも簡単ですよ!
このように、楽天モバイルはうまくハマる人には本当にコスパ抜群の選択肢になります!
逆に、「絶対に通信品質最重視!」という人や「地方・山間部中心で使う」という人は、少し慎重に検討した方が安心かもしれませんね。
まとめ
楽天モバイルの特徴をおさらい
楽天モバイルは、
・使った分だけ支払う段階制料金
・国内通話が無料になるRakuten Linkアプリ
・楽天ポイントが貯まる&使える
・都市部中心に広がる自社回線エリア といった、コスパ重視のユーザーにうれしいサービスがいっぱい
です!
合う・合わないのポイントを再確認
楽天モバイルが合う人は、
・楽天ポイントを活用したい人
・通話をよく使う人
・データ使用量が少ない月がある人
・サブ回線やデュアルSIMを考えている人
逆に、合わないかも?な人は、
・通信の安定性を最優先する人
・地方や山間部メインでスマホを使う人
こんな感じで、自分の使い方と相談して決めるのがおすすめです!
他社と比較しつつ、自分に合ったSIMを選ぼう!
格安SIM選びで失敗しないコツは、
「料金だけじゃなく、通信エリア・通話オプション・使い方のスタイルもあわせて比較すること」です。
楽天モバイルがハマる人には、コスパ最強の選択肢になりえます!
ぜひ、日本通信SIM、LINEMO、mineo、IIJmio、povo、UQモバイルとも比べながら、自分にぴったりのSIMライフを見つけてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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